保険見直し

保険見直し

保険見直しというと、一般的に、今まで入っていた保険会社の担当者に連絡して、内容の見直しはその担当者におまかせというのが普通でした。なぜかというと、これ以外に、選択肢がなかったからです。しかし、子供が生まれたというような、保険の見直しのはっきりとした理由があるから保険相談をするのにもかかわらず、相談の内容は、けっきょく保険会社からの一方的な提案にとどまり、こちらの意思や希望が反映されたとはとても言えない内容でした。要するに、保険相談とはいえ、ただの保険の提案に毛の生えたような程度だったわけです。しかし、保険相談のそのような不毛な現場が少しずつ変わってきました。その大きな要因は、ファイナンシャルプランナーという職業が生まれたこと、また、保険販売の一社専属制が崩れたことです。まず最初のファイナンシャルプランナーについてですが、それまで、保険をはじめとした金融商品は、どうも一般人はとっつきにくく、理解をするのが難しかったため、上手く利用できないでいた状況を改善するために生まれました。ファイナンシャルプランナーは、家計のプロで、保険の分野でいえば、顧客の潜在的な経済的リスクを洗い出し、そのリスクをカバーする保障をプラニ

グします。従来の保険セールスは、この「顧客の潜在的な経済的リスクを洗い出す」ことをやってこなかったわけです。そのため、例えば30歳で結婚している男性ならだいたい○○○○万円の保障が必要です、などと、個人個人の経済環境によって必要な保障額は本来まったく異なるにもかかわらず、まったく根拠のない理屈で、保険を販売してきました。ここがファイナンシャルプランナーによって、やっと正常化された部分です。もうひとつの「一社専属制」ですが、従来、保険を扱う場合、数ある保険会社のうちの一社しか扱えなかったのが、複数社扱えるようになるという画期的な制度変更が行われました。もちろん、保険会社の社員は、今でもその保険会社の保険商品しか扱えませんが、代理店ならいくつでも扱えるようになったのです。「ファイナンシャルプランナー」「一社専属制の崩壊」、この2つで、日本の保険販売の現場は、大きな変化をとげようとしています。今まで、ただなんとなく保険に入っていた人が、保険を納得して入る時代になったともいえるでしょう。今後、この動きはもっと大きくなっていくものと思われます。